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スター・トレック 読まないで下さい [映画]

 読まないで下さい。
 ネタバレを多数含みます。

 これは興味深い。「スター・トレック」脚本家による裏話です。
http://65491.jp/article/120583109.html

 今回の新シリーズは、未来からの介入で別の分岐に入った新たな宇宙というコンセプトです。これはありです。
 「エンタープライズ」でも、鏡像宇宙における暗黒の「地球帝国」の誕生は映画ファーストコンタクト」のボーグとピカードの時間遡行があったか否かが節目となっていました。
 これはウィリアム・シャトナーの小説シリーズが映像の方に影響を与えた素晴らしいアイデアです。このシリーズがもう数作、未訳のままなのが惜しまれます。

 さて今回の映画では、従来の正史にはない事件が歴史に刻まれました。
 バルカン星の消滅とバルカン人の大量死滅。連邦船数隻の破壊。ネロの巨大採掘船ナラーダからロミュランの未来技術が漏洩した可能性。そして本来たどるはずだった歴史を知る未来スポックの存在。
 これらが今後のシリーズに大きく影響するでしょう。

 次にやるとしたら「ボタニーベイ号事件」でしょうかね…
 従来の正史ではエンタープライズが接触し、カークたちの活躍でエンタープライズ内の戦いだけで終結するエピソードです。そして映画版で評価の高い第2作「カーンの逆襲」の前史でもあります。

 以下は妄想。
 宇宙を漂う前世紀の宇宙船ボタニーベイにコールドスリープするのは、過去の地球で遺伝子操作によって誕生した優性人類たち。彼らを目覚めさせるのはエンタープライズではなかった。
 それは未来スポックから強引な精神融合で知識を得たバルカン人急進派。スポックの実兄でありながらバルカン哲学を拒否して「笑うバルカン人」となったサイボック。
 彼は滅びゆくバルカンを復興するため、カーンの副官の地位に付き、未来の知識と優れた頭脳をカーンの帝国のために使う。(これはカークとスポックの関係のネガ像となります)
 サイボックは未来スポックから手に入れたもう一つの宇宙の歴史をカーンに伝えます。カーンの野望の最大の障害となる人物、カークの存在。カークの弱点となる二人のバルカン人、現在のスポックと未来のスポックの存在を…
 かくしてファイブイヤー・ミッションの真っ最中に「カーンの逆襲」が前倒しで発生。カーンはサイボックの超説得力で軍門に下ったロミュランとクリンゴンを引き連れた大艦隊で、惑星連邦に戦いを挑むのであった。
 そこに「惑星の殺し屋(プラネットキラー)」と「第一連邦」と「ヴィジャー」と「ボーグ」がからんで… うふふふふ、楽しいなあ。

 みなさん、これがトレッキーです。
 映画「スター・トレック」を素直に楽しみたい方は、お手近のトレッキーが「このシリーズはね…」と得意そうに話し出したらすぐさま耳を手でふさいで下さい。
 「この映画を楽しみたければ、これとこれとこれとこれを観ておきゃなきゃ」とか「このキャラの過去はこれこれこういうわけでね」とか。この得意そうに語りたがるウザいトレッキーの存在が新しいファン獲得の障害となっているのです。
 だからこの日記のタイトルは「スター・トレック 読まないで下さい」なのです。
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